なぜ、社長の「体調」が会社の業績につながるのか?
優れた経営者に欠かせない土台、それは「健康とバイタリティ」です。どれほど優れた事業構想を描けても、それを実行し、的確に決断する「体」が伴わなければ、絵に描いた餅で終わりかねません。
長時間の座り仕事や強いプレッシャーは、知らず知らずのうちに体に負担を蓄積させます。姿勢の崩れや慢性的な疲れ、睡眠の浅さが続けば、集中力や判断のキレにも影響しかねません。社長の体の状態は、めぐりめぐって決断の質に、そして会社の舵取りにつながっている――私はそう実感しています。社長の健康こそ、会社にとって大切な経営資源の一つだと心得てください。
なぜ、健康を「結果管理」ではなく「先行管理」で考えるべきか?
経営では、問題が起きてから対処する「結果管理」では手遅れになりやすい。これは社長が一番よくご存じのはずです。体も、まったく同じだと私は思います。
不調が出てから抑えるだけの対処も、もちろん大切です。ただ、それだけでは原因が残ったままになりがちで、経営でいえば一時的な資金の穴埋めに似ています。だからこそ、不調のサインを早めに拾い、生活習慣を少しずつ整えて未然に防ぐ「先回り」の発想が要る。これはまさに、経営における「先行管理」そのものです。なお、気になる症状が続くときは、自己判断せず医師にご相談ください。体の専門的な判断は、専門家に委ねるのが先行管理の鉄則です。
なぜ、先の見えない不安やプレッシャーは、体に響くのか?
資金繰りの先行き不安が続くプレッシャーは、社長の心身に「見えない重し」としてのしかかります。強い緊張や過労が、眠りの浅さや疲れにつながりやすいことは、一般にもよく知られています。
頭を使いすぎ、心配事を抱え込んでいると、夜になっても気が休まらず、わずかな物音で目が覚めてしまう。イライラから、つい刺激物に手が伸びてしまう。そんな悪循環に心当たりはありませんか。この見えない重しを断つには、自分の心と体に向き合うリカバリーの時間が要ります。「部屋の乱れは心の乱れ」とも言いますが、身の回りを片づけて、いま本当に必要なものを見極める作業は、過去への執着や未来への不安と距離を取る助けになります。それは、経営判断のクリアさにもつながっていくはずです。
なぜ、「一日決算主義」が社長の判断力を支えるのか?
社員を引っ張るチェンジリーダーには、「元気な姿そのものが手本になる」という側面があります。その土台になるのが、「快食・快動・快心・快眠」を毎日その日のうちに整える「一日決算主義」の発想です。
健康に特効薬はありません。毎日のちょっとした意識と行動の積み重ねが、体を少しずつ変えていきます。たとえば朝、太陽の光を浴びると、心を安定させるホルモン(セロトニン)の分泌が促されると言われます。移動のときに骨盤を立てて歩くことを意識する、寝る前に脚の前側を軽く伸ばして体の負担をやわらげる――こうした小さな工夫の一例を、自分に合う形で取り入れるだけでも、翌日のコンディションは変わってきます。一日歩いて疲れた体を、その日のうちに少しでもリカバリーする。この積み重ねが、翌朝のさえた判断を支えてくれます。
おわりに ― あなたが元気でいることが、最大の戦略
経営は本来、攻めることを楽しむものです。不安に押しつぶされて守りに入るのではなく、未来へ力強く前進していく。そのためにまず必要なのは、「企業体力」と「社長自身の体力」だと私は考えています。
正直に申し上げると、私自身も過去の修羅場で、心身ともに追い込まれた時期がありました。だからこそ、社長の体が何より大切な資本だと痛感しています。あなたが元気でいること。それが、会社と社員を守る最大の戦略です。今日から、ご自身の体を「先行管理」する一歩を踏み出してみませんか。
そして、会社の先行きという重荷まで一人で抱え込む必要はありません。経営の現状を客観的に整理したいときは、当社の無料相談もどうぞ気軽にご活用ください。社長が心身ともに余裕を持って、また経営を楽しめるようになるための道筋を、一緒に考えます。

