資金繰り、銀行対応、赤字脱却、事業承継、二代目・三代目就任後の立て直し。それぞれの局面に応じて、現場と財務の両面からご支援します。まずは「自社がどの状況にあるか」をお選びいただき、私たちのアプローチをご確認ください。
手元キャッシュが先細り、月次の入出金の見通しが立たない。融資の追加、リスケジュール、債務の組み換え。判断のための材料が、足りていない状態を整えるところから始めます。
まず、直近3期分の決算書と試算表から、資金繰りの構造的問題を把握します。固定費、原価率、運転資金回転日数、借入条件を点検し、向こう12か月のキャッシュフロー見通しを作成。そのうえで、銀行対応、リスケ判断、コスト構造の見直し、入金条件の交渉、不要資産の処分など、打てる手を優先度順に整理します。
単に資金調達を増やすのではなく、「資金が回る構造」を社内に残すことが目的です。
事業性評価、経営改善計画、約定変更、リスケ。銀行に「何を、どの順序で、どの数字で」説明すれば伝わるのか。金融機関の視点から、説得力のある計画作りをご一緒します。
銀行が見ているのは、決算書の数字だけではありません。経営者の認識、計画の実現性、計画と現場の一致度を見ています。私たちは、決算書の整理、月次試算表の作成体制、経営改善計画の作成、銀行との面談同席まで、必要な範囲でサポートします。
過去には、食品工場の移転投資で日本政策金融公庫から10億円の融資を実現したご支援もあります(個別事情は守秘)。再現性のある投資計画と、金融機関の安心材料を一体で設計することが大切です。
売上、原価、固定費、組織。手は打ってきたが、どこから取り組めば確実に黒字化できるか、整理がついていない。立て直しには「順序」があります。
立て直しの基本順序は、単年度黒字化→事業基盤の補正→ターゲット適合性の検証→人と組織です。決算書3期の精査で粉飾や不健全な処理がないかを確認した上で、現場ヒアリングと全従業員サーベイ(必要に応じて)で、経営層では見えていない課題を抽出します。
過去の事例では、3期連続赤字だった企業様が、原価意識の浸透と組織編制で2年で黒字化された例があります。やることは派手ではありません。地に足のついた順序で、確実に。
承継を進めるには、まず会社の現状把握と価値評価が必要です。決算書だけでは見えない、現場の力と弱点を整理し、後継者・買い手・関係者が判断できる材料を整えます。
事業承継は、税務・法務・財務の三領域が交差します。私たちは財務とマネジメントの観点から、会社を「次世代が動かせる状態」に整えることを担当します。税務と法務は、提携する税理士・弁護士と連携して進めます。
具体的には、決算内容の透明化、月次管理体制の構築、後継者の経営判断力の育成、事業の選別と集中、銀行関係の整理など。承継してから「ふたを開けたら問題だらけ」とならないよう、事前準備をご一緒します。
先代の経営は確かに通用していた。だが市場もお客様も変わった。組織は古い体質のまま。何をどこから変えるべきか、第三者の眼で整理しませんか。
二代目・三代目支援は、私たちの長年の主要テーマの一つです。先代を否定せず、しかし時代に合わせて戦い方を再設計するには、内部の人だけでは難しい局面があります。第三者の眼と、現場と財務両面のヒアリングで、優先課題を整理します。
就任直後の数か月で取り組むべきこと、1年で達成すべきこと、3年で残すべき形。経営の地図を、ご一緒に描きます。
課題は現場が一番分かっている。だが声が上に届かない、届いても判断されない。組織の構造から見直しませんか。
組織の課題を可視化するために、全従業員サーベイ(多項目選択式)と、その後の個別面談を行うことがあります。発言源は特定せず、組織として浮かび上がる課題と改善提案を経営陣にフィードバックします。
30人を超えた企業では権限委譲が要となります。役割定義、意思決定の階層、情報共有の仕組み、評価制度。現場のアイデアが経営層で潰れない組織を、構造から作り直します。